函館駅の大時計、実は2・6メートル

update 2003/6/23 11:27

 実際はもっと大きかった―。これまで直径2・2メートルとされていた旧函館駅舎の大時計が、直径2・6メートルであることが分かった。22日に取り外し作業を行った業者が時計の大きさを測ったところ、約40センチの違いに気づいた。関係者は「今になって分かるとは」と驚いている。

 作業に当たった「ドウデン函館支店」の工事責任者、玉村勝雄さんによると、22日早朝に寸法を測ったところ、2・6メートルあり「2・2メートルと聞いていたのに」と戸惑い気味。時計を取り外した跡には感謝の気持ちを込めたプレートが掲げられたが、プレートを2・2メートルで作っていたため、空白部分は白いペンキを塗って埋めたという。

 JR北海道函館支社では「最近測ったことはなかった。測り方の違いによるものかもしれないが、設置当初のころの数値が今まで生きていたのでは」と話している。

提供 - 函館新聞社



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