夏のイベントがいよいよ開幕

update 2003/6/22 10:26

 初夏を焦がすビッグイベントが開幕―。21日、JRA(日本中央競馬会)の函館開催が函館競馬場で始まった。また、旧函館シーポートプラザでは「はこだて花と緑のフェスティバル」が2日間の日程でスタート。函館海洋気象台によると、21日の函館は最高気温26・8度を記録し、今年1番の暑さに。8月上旬並みの陽気となり、両イベント会場では、半そで姿の市民らが、それぞれの休日を楽しんでいた。好天は23日まで続く見込みという。


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★はこだて花と緑のフェスティバル
 「はこだて花と緑のフェスティバル」は午前10時に開幕。空砲とともに色とりどりの風船が青空に舞い上がり、先着700人に切り花がプレゼントされた。

 特に来場者の関心を集めていたのは、会場のともえ大橋側に初登場した「ガーデニングコンテスト」コーナー。プロのガーデナーがそれぞれ縦7メートル、横4メートルの区画に庭を製作し、技術の粋を集めた個性的な作品が並んだ。フラワーカーペットが廃止されたこともあって、来場者の絶好の記念撮影スポットとしても人気を集めた。

 初めて「花フェス」に来たという上磯町の会社員、東修二さん(55)は、二女の田名部夕子さん(27)と孫の彦太君(8カ月)とガーデニングコンテストコーナーの前で記念撮影。「飾りつけが素敵ですね」と感心していた。

 22日は、たいこ楽団「ひのき屋」などのステージほか、フリーマーケット、やさしい写真教室などのイベントが開かれる。


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★JRA函館競馬
 まぶしい夏の日差しが降り注ぐ絶好の競馬日和に誘われ、大勢の競馬ファンが入場。ピカピカのサラブレッドがターフを駆け抜けるたびに、スタンドは大きな声援に包まれた。

 第2レースの3連複・3万1970円を皮切りに、この日は計17本の万馬券が飛び出す“高配当デー”に。中でも第9レースの3連複は25万4430円の高額馬券となり、払い戻しのアナウンスと同時に場内は大きくどよめいた。

 また、初出走馬12頭が顔をそろえた注目の新馬戦は、ナムラビッグタイムが好スタートからそのまま逃げ切り、今年の新馬勝ち第1号となった。

 この日の入場者数は7446人。日中は25度を超える夏日となり、若者グループもゴール前でヒートアップ。その一方で、親子連れは温かい芝生の上で弁当を広げたり、昼寝をするなど、それぞれが思い思いの夏競馬を楽しんだ。

 函館競馬は8月10日までの毎週土日曜開催。

提供 - 函館新聞社



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