道新幹線青函同時開業へあす東京で要請活動
update 2003/6/19 10:57
北海道新幹線の青函同時開業を目指して、函館市と函館市議会は20日、東京で要請活動を行う。また、道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)も、渡島総合開発期成会(会長・井上博司函館市長)が25日に東京で行う予算要求に合わせる形で要請する計画だ。関係者は今年が“ヤマ場”とされる道新幹線着工認可への活動を一気に強める。
20日の要請活動は井上市長、福島恭二市議会議長、西尾正範市企画部長のほか、市議会が5月に設置した「道新幹線建設促進対策特別委員会」の全委員(9人)が参加。国土交通省など関係省庁のほか、道内選出の国会議員などを訪れる。
また、道新幹線建設促進道南地方期成会も、高野会頭ら関係者が25日に国交省などを訪ねる。また、市と市議会が7月に行う例年の予算要求の場でも、重ねて青函同時開業を要望することにしている。
14日には同期成会が道南地域の総力を結集しようと総決起大会を主催、約1500人が参加するなど盛り上がりが強まっており、市では今年末とされる整備新幹線未着工区間の見直しに向け、「頻度を増やして断続的に要請することで、中央に熱意をアピールしたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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