江差、江差南高統合へ
update 2003/6/19 10:57
【江差】生徒数の減少傾向が続いている、桧山第1学区の高校再編問題で、道教委が江差高、江差南高を2004年4月をめどに再編する方針を江差、厚沢部、乙部の3町に伝えていたことが18日、分かった。道教委は7月下旬から8月上旬に開催する、管内の公立学校適正配置地域別検討協議会に、再編方針を提案する考え。
同日開かれた江差町定例町議会で、飯田富洋教育長が行政報告した。
提示内容は〈1〉再編校は1学年4間口を想定〈2〉普通科を基本に単位制導入を検討する〈3〉再編時期は04年4月1日をめどとする〈4〉校舎は江差高の現校舎を使用―などの内容。教育課程は、道教委と両校の教職員からなる、「開校準備委員会(仮称)」で検討を進めるとしている。
道教委は、同協議会に再編方針を提案。各町の理解を前提に、今秋にも策定する、新年度の公立学校適正配置計画に再編を盛り込みたい意向だ。
江差町の飯田教育長は、18日の定例町議会で「緊急に関係各町と連携して、第1学区の将来性を見据えて、生徒や保護者に不安を与えず、再編の時期を逸しないよう協議を取り進めたい」との考えを示した。
江差高は、全日制普通科、江差南高は機械、事務情報(01年度に募集停止)の2科。5月1日現在の生徒数は、江差高479人、江差南高67人。
同学区の高校再編問題では、上ノ国町を含む4町教委、中学、高校PTAが「江差高校・江差南高校のあり方を考える会」を設置。両校の再編を受け入れる方向で〈1〉全日制普通科単位高校の実現〈2〉進路に応じた多彩なコース科目の設置―などの内容を、5月下旬に道教委に提言している。
提供 - 函館新聞社
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