埋蔵文化財調査事務所全焼で町長ら減給1カ月
update 2003/6/19 10:56
町埋蔵文化財調査事務所が全焼した問題で南茅部町は18日、管理者責任として、町長、助役、教育長をそれぞれ減給1カ月10分の1の処分とした。出火原因がはっきりしない中で、宙に浮いた形になっていた責任問題に、一定の区切りをつけたことになる。
この日の定例町議会で飯田満町長が追加議案として提出し、了承された。処分は7月1日からの1カ月で、財政難対策として既に実施している5%削減からさらに10%をカットする。
同事務所は、オール電化にするなどの防火対策を施していたが、「スプリンクラーを設置していれば問題なかったのでは」「重要遺物の管理が甘かったのでは」といった声が上がり、町内外で管理責任を問う声が上がっていた。
道警函館方面本部や森署などは失火と放火の両面から捜査を続けている。ただ、この日の細井徹助役の答弁によると、ブレーカーが通電状態になっていたことが確認されており、漏電などの可能性はないことが分かっているという。
提供 - 函館新聞社
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