物産展の販売実績
update 2003/6/16 17:37
函館物産協会(石黒義男会長、会員66社)が昨年度、道外で開催した物産展の販売総額は、前年度比6・2%減の13億4544万7000円で、2年連続の前年度実績割れとなった。消費低迷に加え、一部百貨店での物産展の開催縮小などが影響した。ただ、品目別では、昨年5月の函館塩ラーメンサミット開催で、塩ラーメンの注目度が高まり、好調な売れ行きを見せた。
昨年度の開催は、前年度より16会場少ない130会場。函館独自、百貨店主催の自主開催が96会場(前年度110会場)で、売り上げは前年度比8・6%減の8億4099万9000円、北海道の全体展との共催が30会場(同31会場)で同3・9%減の4億7610万9000円、その他が4会場(同5会場)で同49・4%増の2833万9000円だった。
また、品目別では海産物が前年度比2・1%減の2億1184万4000円(全体の15・7%)、菓子が同4・0%減の6941万6000円(同5・2%)と減少した一方、農産物は塩ラーメンが好調で同2・6%増の1億5546万円(同11・6%)と前年度を上回った。
昨年度の販売実績について、同協会は「消費低迷で百貨店自体の売り上げが厳しく、物産展にも影響している」と説明。今年度は142会場での開催を予定し「消費者の嗜(し)好の変化なども踏まえ、新たな企業や売れる商品の発掘、新商品の開発などを進めていかなければ」と話している。
提供 - 函館新聞社
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