キャンプシーズン開幕

update 2003/6/16 17:36

 初夏を迎え、道南でもキャンプシーズンが開幕。函館市内近郊では、キャンプを楽しむ家族連れの姿が目立ち始めたほか、早くも夏休み期間中の予約も入っている。大型スポーツ店などではキャンプ用品の商戦がスタートしており、子供たちが夏休みに入る7月下旬ごろにピークを迎える。

 はこだてオートキャンプ場(白石町208)では、一番人気のキャビン(4、6人用、全10棟)が、7月中旬から8月中旬の週末は予約でいっぱい。電源付きカーサイトなどは余裕があるものの、8月13日前後のピーク時には、フリーのテントサイトも埋まってしまうという。

 同キャンプでは週末にかけて、日帰りのデイキャンプの家族連れもすでに訪れている。晴天に恵まれた15日、2家族7人で楽しんでいた、市内中道の木森英人さんは「近いし清潔。子供用遊具も充実しているのでよく利用しています」と話していた。

 函館山や駒ヶ岳が一望できる、大野町きじひき高原キャンプ場(同町村山174)でも、12棟あるバンガローが7月末から8月にかけて、半数以上が予約で埋まっている。予約状況は例年並みだが「家族連れのほかに、最近は熟年のご夫婦が気軽に利用することも」(同キャンプ場)。

 また厚沢部町のハチャムの森キャンプ場(同町木間内60)では「4棟あるコテージは8月の週末がいっぱいで、それ以外も夏休みに入ると駆け込みで予約が入る」。戸井町のトーパスヴィレッジムーイ(同町原木町281)では「昨年は週末、雨続きだっただけに、今シーズンは天気に恵まれてほしい」と期待している。

 一方、スポーツ用品店のアルペン函館梁川店(市内梁川町15)では、テントなどに加え、3000―4000円前後のバーベキューコンロが売れ筋。「日帰りでバーベキューを楽しむお客が中心で、商戦は夏休みに入ってからが本番」と話している。

提供 - 函館新聞社



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