羽田空港で函館PR作戦

update 2003/6/16 17:36

  函館市は本年度、羽田空港で函館観光のPRを強化する。9月から搭乗ロビーの大型ディスプレー「フューチャービジョン」でCMを流すほか、京浜急行羽田空港駅ホームに巨大広告を掲示。「はこだてクリスマスファンタジー」など冬季イベントの観光客誘致に向け、宣伝作戦を繰り広げる。

 羽田空港のフューチャービジョンは50インチの大きさで、搭乗ロビーなどに40台設置されている。函館市のCMは9月から来年2月まで、1日25便ある伊丹行きの搭乗ロビーで放映。1回15秒間で、1便当たり4回、1日100回流される。市が保有する映像を編集し、函館山からの夜景や、クリスマスファンタジーなど秋から冬にかけたイベントなどを紹介する内容になる。

 羽田空港駅ホームの広告は10、11月いずれかに2週間の掲示を予定。円柱14本に高さ1・8メートル程度の広告を取り付ける。「内容は決まっていないが、同じデザインの広告を並べ、インパクトを出したい」(市観光課)。

 事業費はCMが212万7000円、広告が357万円で、本年度補正予算案に盛り込み、27日開会予定の定例市議会に提案する。

 函館市の道外での宣伝活動は2001年度から本格化。都営バスのラッピング広告や、京浜急行1編成を丸ごと使った中づり広告の掲示、日本航空機内の紙コップ広告などで趣向を凝らしてきた。市観光課は「羽田空港は首都圏の人だけでなく、全国各地の人の目に触れるところ。通年観光を目指し、冬季の観光誘致に力を入れたい」と期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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