全道高校囲碁選手権で函館勢が男女個人で優勝
update 2003/6/16 00:05
7月22―24日に東京で行われる第27回全国高校囲碁選手権大会個人戦に、函館ラ・サール3年の宮嶋昇平君と函館白百合学園1年の下坂美織さんが出場する。2人は6月5、6日に開かれた北海道予選で優勝し、全国切符をつかんだ。ともにアマ六段の実力者で、全国大会でも上位進出を目指している。
宮嶋君は十勝管内音更町出身で、小学4年から囲碁を始めた。小、中学校で全道優勝するなど経験豊富で、今回の北海道予選も強豪相手に苦戦したが、最後まであきらめない粘り強さで、2年ぶり2度目の頂点に立った。
囲碁に関する本を読み、さまざまな知識を蓄えて独自のスタイルを確立した宮嶋君。「優勝できたのは信じられない。ラッキーだった」と喜びをかみしめている。
2年ぶりとなる全国大会では、前回同様ベスト16に進出に意欲を見せる。「この2年間で自分も強くなっていると思うので、力を試したい」と張り切っている。
帯広市出身の下坂さんは、小学2年から囲碁を始めた。先手を読みながらの駆け引きの面白さに魅せられ、メキメキと上達。北海道予選も圧倒的な強さで優勝し、小学時代から通算9度目の全国大会出場を決めた。
現在は週2回、市内の囲碁道場に通っているほか、インターネットを通じてさまざまな実力者と対戦し、実力を磨いている。
これまで8度の全国大会では、小学5年の時の5位が最高。攻める囲碁を身上に「今回は優勝を目標にしていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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