過去1年間に市民の6割以上が生涯学習に励む
update 2003/6/14 10:32
函館市教委は、昨年実施した生涯学習に関するアンケートの結果をまとめた。それによると、過去1年間に市民の6割以上が何らかの学習活動に励んでおり、「趣味的なもの」「健康・スポーツ」など、生活に身近な部分での取り組みが目立った。ただ、「何もしなかった」という回答が37・2%あり、その理由として「仕事や家事で忙しく、時間がない」という回答が全年代で1位を占めた。
生涯学習について14項目を質問。過去1年間の内容についての問いには「何もしなかった」が37・2%と最多。「活動をした」人の内容(重複回答)は「趣味的なもの」(28・0%)「健康・スポーツ」(27・8%)「情報通信技術」(13・6%)と続いている。中でも60、70歳代では「何もしなかった」を抑えて「趣味的なもの」が1位、「健康・スポーツ」が2位と、意欲の高さがうかがえる。
学習活動を行わなかった理由としては「仕事や家事で忙しく、時間がなかった」が全年代で1位となり、2位は30、40歳代は「費用がかかる」、50、60歳代は「きっかけがつかめなかった」だった。
また、今後の生涯学習推進のために何が大切かという問い(同)には「だれでも気軽に参加できる講座、教室を増やす」が58・6%と最多。以下「公民館などの関係施設の充実」(33・2%)「学校施設の活用」(28・8%)と続いており、ソフト面、ハード面を問わず“場所の充実”を求めていることがうかがえる。
調査は昨年3月に、市内に住む20歳以上の男女2000人を無作為抽出して実施。そのうち917人(45・9%)が回答した。
提供 - 函館新聞社
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