太田教諭が漢字の本を出版
update 2003/6/12 11:03
函館稜北高校の太田千秋教諭(50)がこのほど、漢字の成り立ちや意味を解説した「漢字とあそぶ 漢字をあそぶ」(文芸社)を出版した。日ごろから何気なく使っている漢字を、独自の視点でひもといている。太田教諭は「漢字について調べていくと新たな感動がある」と素晴らしさを話している。
太田教諭が1、2年前から書きためていた漢字のルーツや部首について調べた内容を掲載。「生」は土の中から出てきた草木が次第に芽を出し伸びていく姿を文字にした象形文字であること、「葬」は縄文時代の遺跡発掘の際、死者に花が供えられたことが確認されたことから、死者を草花で包み込む意味となった―などと、漢字の成り立ちを興味深く紹介している。
太田教諭は「漢字は人の生活してきたことが表れるところが面白い。もっと(漢字が)あると思うので面白いのをやってみたい」と意欲を見せている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。