道南四季の杜公園を公開
update 2003/6/11 10:24
7月20日に第1期オープンする「道立道南四季の杜(もり)公園」(函館市亀田中野町)が10日、報道関係者に公開された。駒ケ岳をモチーフにしたセンターハウス「丘の家」からは函館市街が一望。開園を目前に、花の植え込み作業などが急ピッチで進められている。
今回オープンするのは大規模な花壇がある「花の丘」と、大型遊具を配置した「野原の丘」の2ゾーンで、面積は五稜郭公園(25・2ヘクタール)を上回る26・2ヘクタール。花の丘には欧州に自生するツツジ科の「ヒース」8万株を植えた花壇(4580平方メートル)が広がり、多目的室や展望ラウンジ、授乳室などを備えた丘の家で休憩ができる。障害者が利用しやすいように、電動車いす4台を用意している。
野原の丘は「フワフワドーム」「ネットジャングル」「ローラー滑り台」など子ども向けの大型遊具をそろえた「冒険の丘」と、自然のススキを残した「空の大地(はらっぱ)」で構成。事業主体の函館土現は「大人、子ども、障害者が自由に楽しく遊べる空間づくりを目指している」という。
2005年4月には全面開園を予定し、年間入り込み数は24万人を見込んでいる。
提供 - 函館新聞社
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