タケノコ採りでまた1人遭難、救助
update 2003/6/10 11:34
【松前】8日午後4時55分ごろ、松前町の大千軒岳西側の道有林付近でタケノコ採りをしていた、同町福山の水産加工場従業員の女性(64)が入山したまま戻らない、と同行した女性らを通じ、松前署に連絡があった。同署などが捜索した結果、9日午前5時9分、入山場所から北北東約900メートルで、道の防災ヘリコプターが女性を発見、無事救助した。
同署などによると、女性は8日午前10時ごろ入山。20分ほどで迷い、平地を見つけてフキの葉を敷いて仮眠を取るなどし、救助を待っていたという。女性は軽装で食料などの携帯はなかった。
大千軒岳付近では、5月28日に1人、2日にも5人が行方不明となり、いずれも無事救助されている。毎週のようにタケノコ採りで行方不明者が出ている事態に、松前町は対策に乗り出す考え。既に、捜索経費の一部負担など、入山者の責任を明文化する規定を盛り込んだ大野町の対策要綱の情報を得ており、今後、同署などと打ち合わせをして協議する方針だ。
提供 - 函館新聞社
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