上磯のホッキ漁解禁
update 2003/6/7 12:37
【上磯】上磯町の夏の風物詩、ホッキ貝の漁が始まった。漁師は函館山を背に、磯舟の上で専用のヤスを巧みに操り、次々に貝を水揚げしている。漁は、ホッキの産卵期で禁漁となる、来年3月まで続く。
バカ貝科の2枚貝で、別名、ウバ貝ともいう。浅瀬の砂地に生息し、貝殻の色は砂で決まり、黒や茶が一般的。食べ方は、刺し身やすしネタのほか「最近はカレーライスの具としても人気」(上磯町漁協)という。
漁場は上磯町内一帯。同漁協では漁師約50人が、海岸から20―30メートルの位置に舟を出し、漁に精を出している。4本のツメが付いたヤスで、長年の勘を頼りに貝と石などを区別。箱メガネを使わず、貝を見つけると手探りで丸々と太った貝を挟み、次々に水揚げしている。
価格は1キロ当たり400円程度で出荷。同漁協では販売もしている。問い合わせは同漁協本所TEL 73-3171。
提供 - 函館新聞社
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