河野容疑者を起訴
update 2003/6/6 09:39
4月の道議選渡島支庁区選挙での選挙違反事件で、函館地検は5日、公職選挙法違反(事後買収、事前運動)の罪で、上磯町七重浜8の8、道議会議員、河野光彦容疑者(62)を函館地裁に起訴した。
起訴状によると、同被告は木古内町新道、飲食業、中村時子被告(49)と木古内町木古内207、無職、小林恒一被告(54)=いずれも逮捕、起訴済み=の運動員2人と共謀し、自身が当選するため、立候補届け出前の1月31日ごろから3月29日ごろまでの間、同町内の後援会連絡所や中村被告の飲食店で、主婦計4人に、投票の取りまとめなど選挙運動の報酬として、現金86万円1000円を与えた。
同地検によると、河野被告は「4人には後援会員の募集をお願いしただけ。それに対して現金を払ったことはない」と起訴事実を全面的に否認しているという。
公職選挙法では、同法違反による議員本人の起訴から、裁判所は100日以内に判決をするように努めなければならないとされ、また裁判長は30日以内に第1回公判の期日を定めなければならない、としている。
提供 - 函館新聞社
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