佐藤孝行氏の子息擁立を要請へ
update 2003/6/4 11:32
10月の衆院道8区補欠選挙で、自民党道第8選挙区支部長の佐藤孝行前衆院議員が立候補せず、引退することが明らかになったことで、佐藤氏の後援会の有志が4日、後継候補として、同氏の子息の擁立を佐藤支部長に要請する。自民党道連が後継候補を公募方式で選考する考えを示したのを受け、佐藤氏後継問題をめぐる動きが本格化してきた。
佐藤氏は健康上の問題を理由に、党関係者、後援会関係者らに引退の意向を表明するとともに、自らの後継として二男の健治氏(45)を擁立したいとする意向を党関係者に伝えている。
また、先月31日には、自民党道連の佐藤静雄会長が記者会見で、佐藤氏の意向を明らかにし、後継候補を公募方式で選考する考えを示した。
佐藤氏の子息擁立の要請について、関係者は「後継候補の選考は、佐藤氏本人が動くのではなく、保守一丸となって擁立するという形でなければ、勝利はない」とし「短期決戦を考えると、佐藤氏の子息しかいない」と話す。
4日には佐藤氏の後援会の有志ら約20人が市内のホテルに集まり、公募方式に沿った手続きで子息の擁立を佐藤氏本人に要請する。
今後、同氏の二男・健治氏を核とした子息での保守一本化の作業が進むものとみられるが、補欠選に向けては、保守系の地元有力経済人らが新人候補の擁立を模索しており、佐藤氏側との調整に曲折も予想される。
提供 - 函館新聞社
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