市街地人身事故の6割以上が交差点

update 2003/6/3 11:36

 函館方面交通安全協会はこのほど、昨年1年間の道南の交通統計をまとめ、事故発生状況などを明らかにした。総発生件数は2403件で、市街地での人身交通事故は、約65%が交差点かその付近で発生している。これに対し、市街地以外では、単路での事故が約47%を占めた。

 市街地で発生した人身事故は1984件で、交差点とその付近では1287件、単路で581件、カーブ屈折56件、その他60件が確認された。また、非市街地では同じく419件発生し、単路で197件、交差点とその付近で144件、カーブ屈折で66件、その他で12件となった。

 事故形態とけが人の数は、人対車で236件(232人)、自転車対車で333件(334人)、車両同士が1729件(2521人)、車単独が105件(145人)だった。

 運転免許経過年数では、10年以上の人が全発生2403件のうち、1473件と6割以上を占めた。死者も45人のうち、23人が10年以上のベテランドライバーだった。 

提供 - 函館新聞社



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