道南のマイカ漁解禁

update 2003/6/3 11:34

 道南日本海スルメイカ(マイカ)漁が1日解禁された。初日は悪天候だったため、大型の船など16隻だけが漁に出た。2日には早朝に競られた生きのいいスルメイカが市内の鮮魚店などに並んだ。

 函館水産試験場の調査などから、今年の資源量は多いとみられるが、既に漁が行われている北海道以南の状況などから、イカが岸寄りして漁につながるかが心配されている。

 初日はあいにくの悪天候で漁獲量が約7トンと少なく、今年を占うデータとはならなかった。ただ、同試験場が先週から行っている漁期前調査では、昨年並みのデータが出ており、今後の漁に期待がかかっている。

 初水揚げは、いけすイカが1352キロ、125ケースで、箱詰めは911ケースだった。いけすは昨年より少し高めのキロ当たり1350―1650円で取引された。また、箱詰めは、40匹入りが1850―2500円、50匹入りが1450―2000円、60匹入りが1450―1700円の値がついた。

 本町市場の鮮魚店には、初物を求める主婦らが訪れ、赤く透き通った旬の味を次々と購入していた。ただ、同市場では「値段が高めで売りづらい」と話し、「あす以降に期待したい」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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