車上荒らし増加
update 2003/5/28 12:24
函館中央署管内で、車上荒らしが増加傾向にある。25日夜から26日朝に掛けて、7件が発生。いずれも同じメーカーの車を狙って鍵穴をこじ開けていた。また、函館西署管内では、昨年より減少傾向にあるものの、26日夜から27日朝にかけて4件発生。両署は警戒を強めるとともに、広く市民に注意を喚起している。
中央署管内では今年、4月末までに294件の車上荒らしが発生。昨年同期比で108件、58%増加した。うち、施錠していたケースは222件で、昨年より145件増えた。一方、鍵を掛けていなかったケースは72件で、37件減っている。
地域としては、赤川や昭和、上磯など各地区の住宅街で多発。特に路上駐車での被害が多く、全体の約7割を占める。
西署管内では、4月末までに約60件発生、昨年より20件ほど少ない。ただ、港町で連続発生するなど増加の兆候がみられる。
施錠している車の被害が増えており、手口としては、ガラスを割ったり、かぎ穴をこじ開けるなど、荒っぽい手口が目立つ。盗まれた物よりも、車の修理代の方が高くつくことも珍しくないという。両署では「路上駐車はしない、車内にバッグや財布を置かないなどの防止策をしっかりと実践して」と訴えている。
提供 - 函館新聞社
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