6月に道新幹線建設促進総決起大会
update 2003/5/28 12:20
整備新幹線の新たな着工区間の見直しが年内にも予定されていることを受け、道南の各自治体や経済団体が道新幹線の新青森―新函館間同時開業への誘致活動に本腰を入れる。6月14日には函館国際ホテルで「道新幹線建設促進総決起大会」を開催し、これまでの同様の大会としては道内最大規模となる約1500人が参加するほか、高橋はるみ知事らも出席を予定。引き続き、井上博司市長ら行政、経済団体が中央への要請活動を活発化させる構えで、地域一丸となって機運の盛り上げを図る。
市など地元関係者は道新幹線への運動について「着工区間が見直される今年が大きなヤマ場」と認識しており、今年3月には市、函館商工会議所などが道新幹線講演会を開催。昨年12月に新幹線が延伸開業した八戸市の関係者らを招いた講演に約700人が耳を傾けた。また、市議会も今月に入り、道新幹線建設促進を目的とした特別委員会を設置するなど、地域の誘致活動が盛り上がりを見せている。
これらの流れを受けて開かれる総決起大会は、道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)、青函インターブロック交流圏構想推進協議会の両団体が主催。道南各自治体や経済界関係者などに加え、高橋はるみ知事とJR北海道の坂本眞一社長らも出席する予定。基調講演については現在、主催者側で人選を進めている。
総決起大会は一般市民の参加も可能で、市は「道南全体で機運を盛り上げ、中央に対する要請活動を強める契機にしたい」(企画部)と話している。
提供 - 函館新聞社
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