熱帯植物園のフラミンゴも譲渡へ

update 2003/5/27 09:58

 函館市は26日までに、市営熱帯植物園(湯川町3)で飼育しているフラミンゴ14羽を動物商に有償譲渡、インドクジャク1匹、キバタン(オウムの一種)1羽を函館公園に移して飼育することを決めた。本年度から同園の管理運営を委託されているNPO(民間非営利団体)法人、函館エコロジークラブ(福西秀和理事長)が、6月から温室内の改修工事を実施することに伴う措置。工事が始まり次第、それぞれ譲渡される。

 同クラブは改修工事で、フラミンゴを飼育している部分に芝生を育成し、新たにイベント広場とすることを計画している。市水道局によると、昨年度にニホンザル40頭を韓国の動物園に譲渡した際、それを仲介した動物商に引き取ってもらうとしており、譲渡先は現段階で未定。

 また、インドクジャクとキバタンも、同クラブが温室内で川のせせらぎを造るなどの昆虫コーナー設置を計画しているのに伴う譲渡で、シカなど数々の動物を飼育している函館公園に譲ることにした。

 同園では改修工事に際し、温室内にキングバナナやパイナップル、夏ミカンなどを新たに植栽、温室外ではハーブや各種野菜なども栽培する計画で、7月1日に再オープンを予定している。

 同園で飼育している動物ではこのほか、サル山のニホンザルが施設の狭あい化などに伴い、50匹前後を京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)に9月ごろをめどに無償譲渡することが決まっている。

提供 - 函館新聞社



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