野外劇の成功祈願

update 2003/5/26 09:51

 今年で16回目を迎える市民創作・函館野外劇の祝祷(とう)祭が25日午後1時から、五稜郭公園内の特設会場予定地で開かれた。同野外劇の会(フィリップ・グロード理事長)のスタッフら約30人が出席し、今年リニューアルする野外劇の成功を祈願した。

 祝祷祭は、舞台設置に先立って行う恒例行事で、同野外劇の手本となったルピデュフ野外劇にならってフランス形式で実施している。

 初めにグロード理事長が「劇を通して出演者が親戚同士のようになれるように発展させたい」とあいさつした後、全員で賛美歌を歌うなどして祈りを捧げた。

 同野外劇の会の輪島幸雄理事長代行は「自分たちが汗をかかなければ成功の扉は開かない」と話し、「外部からは(野外劇は)函館の新しい観光資源と期待されている。今まで以上に市民の協力を得ながら何としても成功させたい」と意気込んでいた。

提供 - 函館新聞社



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