函館信金が本部・本店移転へ
update 2003/5/23 09:37
函館信用金庫(佐原正三理事長)は22日、函館市大手町2の旧千代田生命函館ビルの土地と建物を取得し、豊川町の本部、本店を同ビルに移転すると発表した。同日、所有していた外資系の投資会社と売買契約を締結。営業開始は10月14日の予定。
同ビルは敷地面積約740平方メートルに、鉄筋コンクリート造り7階建てで、延べ床面積約1960平方メートル。2000年10月の千代田生命破たん後、売却された。
函館信金によると、今年1月に不動産会社を通じ、売却の話を受け、16日の理事会で購入を決定した。本部、本店を1カ所に集約することで、経営効率の向上を図る。併せて関連会社2社も移し、同ビルでは72人が勤務する。
今後、外壁を改修し、10月14日から営業を開始。また、移転後の本店の建物は、活用策を検討している。
函館信金の現本店は、1927年に建築された旧北陸銀行函館支店で、78年に取得。また、本部は41年に取得。本店は古い構造で利便性に欠けるほか、本部は電算化や業務量の増大で手狭になり、移転を検討していた。
提供 - 函館新聞社
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