大野町が「キッズページ」開設
update 2003/5/22 10:15
【大野】大野町はこのほど、町のホームページ(HP)に、子供向けのコーナー「キッズページ」を開設した。中には町文化財保護研究会(木下寿実夫会長)が作った「おおの郷土史かるた」のゲームが盛り込まれているほか、クイズ形式でまちについて学ぶコーナーも。町総務課は「クリック一つで町の歴史や行政を気軽に知って」とPRしている。
キッズページは、町特産のマルメロをキャラクター化した「マルメロくん」が案内役。税金などを紹介した「みんなの社会」や「みんなのルール」など6項目ごとの町紹介と、「おおの町歴史かるた」コーナーを設けた。
「おおの郷土史かるた」は、同会が1999年に作り、町内の学校などに贈った。「大野川 大地潤(うるお)し 稲実る」など、町の文化財、産業、史実などを48句にまとめてある。町は子供向けのページ立ち上げに当たり、同かるたの印刷した業者を通じて、パソコン上のゲームにした。
コンピューターとの対戦形式で、音声と画面上の読み句で表示された札を、クリックで取る。難易度は素人から名人まで、取る枚数も5枚から48枚までの各5段階に分かれており、札は随時、ばらばらに並べられるため、何度も遊べる。それぞれの札をクリックすると解説文も出る。
同課は「町中央公民館など町内4カ所にある公衆端末は、子供たちの利用も多い。気軽にアクセスしてもらいたい」と話し、木下会長は「作成から年数が経過している中、改めてかるたにスポットが当たりよかった」と話している。
町のホームページのアドレスは、http://
提供 - 函館新聞社
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