函館新駅舎開業まで1カ月
update 2003/5/21 10:35
6月21日のJR函館駅の新駅舎開業まであと1カ月に迫った。建設工事は、進ちょく率が9割に達し、作業は順調に推移。駅前・大門地区では新駅舎開業をにらんだ新規出店が相次ぐなど、活性化への起爆材として期待が高まっている。また、開業日と翌日に函館朝市や大門地区の商店街などが記念イベントも計画している。
新駅舎は鉄骨造り2階建て、延べ床面積6300平方メートル。2000年5月から建設工事が始まった。
吹き抜けの卵型の塔などが特徴で、ガラスと金属パネルによるモダンな外観は完成。内部も内装材や床材などの張り付けがほぼ終了し、現在は、店舗や事務所の什器設備の取り付けなど仕上げの段階に入っている。
一方、新駅舎の前方にある現駅舎の解体工事も15日から開始。業務に支障のない部分から徐々に取り壊しが進められ、7月末には完了。新駅舎が全容を現す。
JR北海道は、開業日にセレモニーや祝賀会などを開催。また、函館朝市では21、22日に駐車場でゆでた毛ガニなどの販売、活イカ釣りなどの市民感謝祭を企画。大門地区の商店街でもセールなどの記念イベントを行い、市民待望の新駅舎開業を盛り上げる。
提供 - 函館新聞社
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