合併問題で来月末にも首長会議

update 2003/5/21 10:31

　函館市と渡島東部４町村（戸井町、恵山町、南茅部町、椴法華村）の合併について話し合う首長会議が、６月下旬にも開かれる。関係する市町村長が自主的に同じテーブルにつくのは初めて。また、井上博司函館市長が「６月ごろ」としていた任意協議会の設置時期については、首長会議の開催などに伴い、７月中旬ごろになる見通し。

　関係５市町村は２月、任意協議会の準備組織にあたる「市町村合併調査室」を函館市役所内に設置。引き続き、井上市長は市長選後に開かれた４月の就任記者会見で、６月ごろに任意協議会、秋ごろに法定協議会を設置する考えを示していた。

　しかし、６月には各市町村の定例議会が予定されていることに加え、任意協議会の設置前に関係首長が集まり、意思の確認をしておく必要があると判断した。開催時期は各町村議会が終わり、同市議会の議会が開会する前後の６月下旬が有力。

　関係首長は２月にも話し合いの場を持っているが、この際は渡島支庁が音頭を取った。今回のように各首長が独自の判断で一堂に会するのは今回が初めてとなる。

　これに伴い、任意協議会は７月中旬ごろ、法定協議会は９月議会の終了後にもそれぞれ設置される見通しとなった。

提供 - 函館新聞社

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