「空港道路」来月にもアセス縦覧

update 2003/5/20 10:56

 函館新外環状道路のうち、函館インターチェンジ―函館空港間(10キロ、空港道路)について、環境影響評価(アセスメント)の方法書の縦覧が、6月中旬にも始まる見通しとなった。これらの手続きを経て、2006年度の事業着手を目指す。

 19日に開かれた函館新外環状線建設促進協議会(1市4町、会長・井上博司函館市長)で、事務局の同市土木部が事業推進のスケジュールを明らかにした。

 それによると、今月下旬に予定される道都市計画審議会の環境小委員会を経て、アセスの方法案がまとまり、早ければ6月中旬から住民の縦覧がスタート。意見聴取の後、本年度中にアセスの方法が正式に決まる。

 アセスはおおむね1年をかけて実施。さらに、1年程度で準備書・評価書の手続きなどを行い、事業着手は06年度を想定している。

 井上市長は同協議会のあいさつで「道路整備を取り巻く環境は厳しいが、新外環状道路の一日も早い完成に向け精力的に取り組みたい」と一層の連携を呼び掛けた。

 空港道路は自動車専用道路で、側道のない4車線(標準幅員20・5メートル)。出入り口は赤川、日吉、空港の各周辺を予定。事業主体は道開発局。

提供 - 函館新聞社



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