函館特産食品工業協同組合がイカゴロ魚醤開発へ
update 2003/5/10 12:12
函館特産食品工業協同組合(石黒義男理事長、組合員53社)は本年度から、イカのゴロ(内臓)を使った魚醤。(ぎょしょう)の研究開発に取り組む。9日、函館国際ホテルで開かれた第45回通常総会で申し合わせた。
水産加工製品の製造過程で排出されるイカゴロ、魚腸骨などの残りかすは、現在、産業廃棄物として処理しており、処理費用の負担増が企業経営に影響を与えるなど、業界の検討課題になっている。
こうした現状から、解決策として、魚醤。への有効活用に着目。開発した魚醤。は珍味や各種水産加工品などの原料に活用する。今後、道立工業技術センターや道、市などの関係機関と連携し、委員会を設置。3カ年の事業期間で発酵方法の調査研究など製品開発を進める考え。
総会には約40人が出席。魚醤。の研究開発のほか、地場産品の販路開拓・PR事業の推進、食品表示・食品規格・資源環境問題の対応推進などの本今年度事業計画、収支予算を承認した。
提供 - 函館新聞社
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