ラーメン愛好家らが函館ラーメンファンクラブを結成

update 2003/5/9 10:03

　函館のラーメン愛好家らが８日、函館塩ラーメンのファンクラブ「函館ラーメン総合研究会」（手島剛治会長）を結成した。午後６時半からホテル函館ロイヤルで設立発起人会を開き、規約や事業計画などを決定し、会員募集を開始。６月からの活動開始を目指し、ラーメン店の協力店舗加入の要請活動などを進める。

　昨年５月に市内で初めて開催された「函館塩ラーメンサミット」の実行委員会やスタッフなど、イベントに携わったメンバーらが、一過性のイベントではなく、函館塩ラーメンを函館の財産として守り育てながら、まちづくりにつなげようと、組織立ち上げの準備を進めてきた。

　設立発起人会には約２０人が出席。新横浜ラーメン博物館の元広報担当、武内伸さんがオブザーバーで参加した。

　事業計画では、今年９月に開催される「第２回函館塩ラーメンサミット」へのボランティアスタッフとしての参加、ラーメン愛好家の会がある旭川、釧路との連携に向けた３都市協議会の開催、協力店との連携事業などを盛り込んだ。また、函館ラーメンのルーツ研究、全国ご当地ラーメンツアーなどにも取り組むほか、将来的にはＮＰＯ法人化も検討する。

　会には、ラーメン好きなら誰でも加入できる。入会金無料、年会費１０００円で、同会では「協力店での割引サービスなど会員のメリットを考えていきたい」と話す。

　加入希望、問い合わせは、事務局の船山大介さんTEL 090-5953-6251まで。

提供 - 函館新聞社

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