主婦6人が17日に手作り雑貨店オープン

update 2003/5/8 10:35

 函館市内在住の主婦6人でカントリーをテーマにした手作り雑貨のお店「ラビットランド」(工藤明子代表)を17日に函館市昭和3の12にオープンする。工藤代表の自宅庭にかわいらしいカントリー風の店舗を新設。6人は自分たちの“夢の城”の完成に心を躍らせ、張り切って開店準備を進めている。

 メンバーは工藤代表(38)ほか、森友可里さん(37)大田幸美さん(34)綾本瑞恵さん(36)長井恵理子さん(43)蛭田恭子さん(41)の6人。2年前に幼稚園のバザーで知り合い、手作りサークル「ラビットキッズ」を結成。これまで、委託販売の店で、人形やパッチワーク、リース、小物入れなどの作品を販売していたが、店の事情で委託の取り扱いが終了。メンバーが自由に集まる場所がほしいとの思いもあり、以前からの希望だった店舗の立ち上げを決めた。

 店舗は、全体の経営に当たる工藤代表の自宅庭に建設。4月に入ってから1週間ほどかけて4坪の木造小屋を造り上げた。外観は住宅地のなかで目立つようにと、緑色の壁に赤い屋根というクリスマス風。内装は白で、天井のはりを見せるなど全体をカントリー風にまとめた。

 店では6人が交替で店番し「見て元気付けられる、実用性のあるオリジナル小物」(工藤代表)を販売する。大きな目のカントリードール、ドライフラワーや人形付のリースのほか、小物入れやリモコン入れ、ブックスタンドなどの木工製品も多数並べる。人形を手作りするセットも販売し、作る楽しみを味わうことができる。

 また、会員だけではなく、これまでの活動で知り合った仲間など15人の商品も取り扱う。商品は100円からで、2000円あれば満足がいく買い物ができるという。

 6人は、念願の店舗の開設に「やっと自分たちの店を持つことができた」と喜び、「この開店を機に、お客様の意見を聞きながら、布と木を使った工作の教室も開くなどいろいろなことに取り組んでいきたい」と夢を広げている。

 17日は会計先着20人にプレゼントを用意。通常営業は毎週月・土曜日の午前10時半から午後4時。

提供 - 函館新聞社



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