SL函館大沼号、運行開始

update 2003/4/27 23:43

 「SL函館大沼号」の初列車(定員212人)は、あいにくの雨にもかかわらずほぼ満席。市民や観光客らが、駒ケ岳や大沼公園を周遊するSLの旅を楽しんだ。

 今年の運転期間は8月17日までで、初めて夏休み期間中も運行するロングラン。運転日数も、昨年より11日間増えて50日間。往路は駒ケ岳、復路は砂原を経由する1日1往復。6、7月には機関車2両を連結させる「重連運転」も行われる。

 この日は沿線自治体などで組織するSL函館・駒ケ岳運行推進協議会が、午前9時からJR函館駅5番ホームで出発式を開催。維新装束の箱館五稜郭祭メンバーが登場する演出や、くす玉割りなどで出発を祝った。

 JR北海道函館支社の菅原重光支社長は「今年は50日間のロングラン。道南地域の活性化に寄与できれば」と昨年以上の利用を期待していた。

 また、大沼公園や森、渡島砂原、鹿部の各停車駅では太鼓や郷土芸能による歓迎式も行われ、道南観光を盛り上げるSLの運転開始に花を添えた。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです