「摩周丸」入館者数、目標下回る

update 2003/4/26 10:23

 函館市青函連絡船記念館「摩周丸」は、19日のリニューアルオープンから1週間が経過した。有料入館者数は1日平均約220人で、昨年4月の1日平均有料入館者数(115人)から大幅に増加しているものの、平日の入り込み目標としている300人は下回っている。同館では市内の商店街などでパンフレットを配布するなどして、ゴールデンウイーク中の人出につなげたい考えだ。

 同船はオープン初日、無料開放とあって約3200人が詰めかけ、入場制限を数回行うほどのにぎわいを見せ、有料入場が始まった20日も543人とまずまずの入りだった。

 しかし、平日となってからは21日195人、22日156人、23日174人、24日116人、25日136人と続き、有料入館者数のトータルは1320人にとどまっている。

 同館では今週中に函館駅や駅前地区の商店街にパンフレットを配布したほか、週明けからは湯の川温泉のホテル街にも配布する予定で「ゴールデンウイーク中の入館者増に間に合わせたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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