はこだて西波止場美術館オープン

update 2003/4/23 10:26

 テディベアの作品展示をメーンとした「はこだて西波止場美術館」が22日、函館市末広町23に開館した。テディペアの著名作家、高橋ミチ、ヒロさんをはじめ、世界各国の作家の作品を展示。午前10時からオープニングセレモニーが行われ、関係者が正面入り口でテープカットし、函館観光を盛り上げる新たな施設の誕生を祝った。

 魚長食品(柳沢勝社長)グループのマルカツ興産(豊川町12)が運営。昨年9月に取得した旧「函館アートミュージアム」を改装した。

 同美術館は鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ1180平方メートル。館内では、全国各地で開かれた対人地雷撤去活動支援チャリティー「愛のテディベア展」の出展作品も公開。小泉純一郎首相、高円宮妃久子殿下、ファンションデザイナーの菊地武夫さんら、各界著名人らが平和の願いを込めて創作した個性的なテディベアが並び、来館者を楽しませていた。

 また、創作人形作家の与勇輝さん、辻村寿三郎さん、四谷シモンさんの作品や、アンティーク・ビスクドールなども展示され、メルヘンの世界を醸し出している。

 同美術館をプロデュースし、館長に就任した東京在住の美術商、本庄俊男さんは「テディベアは欧米で慈愛のメッセンジャーとして大切にされている。日本文化にももっと浸透してほしい」と話していた。

 営業時間は午前10時―午後6時。年中無休。入館料は大人、大学生550円、中・高校生450円、小学生以下350円。収益の一部は、NGO
を通じ、対人地雷の撤去や被害者の支援活動に充てられる。

提供 - 函館新聞社



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