町村長・議員選あす告示

update 2003/4/21 11:25

統一地方選の最終ラウンドとなる町村長、町村議選が22日、告示される。道南では上磯、大野、森、八雲、厚沢部、乙部、今金の7町で町長が任期満了を迎え、七飯、木古内、厚沢部など17町村の議会議員が改選される。合併特例法による市町村合併の期限が目前に迫り、道南各町村には、地域の将来を選択する重要な選挙。いずれも午前8時半から各町村役場で立候補受け付けが始まり、道南の春は支持を訴える選挙カーからの連呼に包まれる。

 町長選は、上磯、森、八雲、厚沢部、今金の5町で、いずれも一騎打ちが予想され、選挙戦に突入する。渡島管内は上磯町が8選を目指す現職の海老澤順三氏(71)に元町議の山本正宏氏(58)が挑戦、森町は9期目に挑む湊美喜夫氏(74)と前町議の松田兼宗氏(46)が対決、いずれも長期政権を続ける現職に町議出身の新人が挑む構図となった。八雲町は新人同士の一騎打ち。前町建設課長の佐々木徹氏(59)と商工会会長の山内尊洲氏(62)が町長のいすを目指す。大野町の現職・吉田幸二氏(57)には対抗馬が現れていない。

 桧山管内では、厚沢部町は、3選を目指す現職の沢田孝一氏(69)と前助役の渋田正己氏(59)が激しい火花を散らす。今金町は、告示2週間前に立起を表明した末藤春義氏(53)と前町総務課長の外崎秀人氏(53)が対決。乙部町は現職で6選目となる寺島光一郎氏(58)だけが出馬を表明している。

 町村議選は、渡島管内が七飯、大野、木古内、森、戸井、恵山、椴法華、南茅部、八雲、長万部の10町村、桧山管内が厚沢部、上ノ国、乙部、熊石、奥尻、北桧山、今金の7町で任期満了を迎える。

提供 - 函館新聞社



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