市長選・市議選告示
update 2003/4/21 11:22
統一地方選後半戦の函館市長選挙と函館市議会議員選挙(定数34)が20日告示された。午前8時半から函館市役所で立候補受け付けが行われ、市長選は、現職で2選を目指す井上博司氏(66)と会社役員で元函館市議の斎藤進氏(62)が届け出た。市議選には、予想された顔ぶれのほかに急きょ、保守系新人の1人が立起し、合わせて43人が立候補。27日の投票日(即日開票)まで7日間にわたる選挙戦がスタートし、各候補は早速、遊説や個人演説会などを通して舌戦を展開している。
井上氏は自民、民主・連合、公明の各党・団体の支持を受けて出馬。この日は午前9時から松風町9の選挙事務所で出陣式に臨み、引き続き同事務所前で第一声。1期4年の実績を強調した上で「市民と心を一つにした市政運営を」と行政の継続を訴え、行財政改革の推進、国際水産・海洋都市の形成、道新幹線の早期実現などを公約に掲げた。
斎藤氏は町会や中小企業の関係者以外は、特定の政党・団体に頼らない草の根選挙。この日は午前9時から新川町22の選挙事務所で出陣式を行い、近くの路上に場所を移して第一声。「現市政は市民の声を聞いていない」と批判した上で、経済・雇用、高齢者対策などを柱とした政策を挙げた。
一方、市議選に立候補したのは現職33人、元職2人、新人8人の計43人。現行の定数36が今回から34に削減され、立候補者のうち9人が涙をのむ。届け出を済ませた各候補は選挙事務所などで第一声を上げ遊説へ。複数の選挙カーが市街地で交差するなど、早速、激しい戦いを繰り広げている。
提供 - 函館新聞社
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