あす大門屋3期出店説明会

update 2003/4/19 11:36

　第３セクターのまちづくり会社「はこだてティーエムオー」（渡辺良三社長）は、２０日午後２時から函館市若松町１８のＴＭＯビル４階会議室で、チャレンジショップ「大門屋」３期生の出店希望者説明会を開く。３期生の申し込みは今月１日から受け付けているが、今のところ問い合わせが５件と１、２期に比べて低調。同社では「安いコスト、低リスクで新規開業への意欲を試すことができる。ぜひ活用してもらいたい」と呼び掛けている。

　「大門屋」は市内松風町９の２階建て延べ３００平方メートルの建物で、新規開業を目指す人らに低料金でスペースを提供。経営ノウハウを習得してもらう。一昨年７月の開設以降、１、２期合わせて１４店が出店し、市内の空き店舗に６店舗が独立開業。うち大門地区には４店舗が店を構えた。

　こうした新規開業の成果などを踏まえ、同社では当初２年間の事業期間を延長し、１日から３期生の募集を開始。１、２期とも１カ月の募集期間で３０件程度の問い合わせがあったが、今回は半月が過ぎても５件にとどまっている。

　ポスターやチラシ、インターネットなどで周知しているが、「ＰＲがうまくできていないのかもしれない」と同社。「新規開業は資金面がカギ。補助金、融資制度なども紹介できるので（３期生募集を）機会に相談を」と話している。

　応募資格は１８歳以上で起業意欲のある人。店舗の家賃は１坪（３・３平方メートル）当たり月３０００円。業種は飲食店を除き、原則、販売、サービスを目的としたものであれば問わない。

　２０日は出店条件などを説明するが、説明会に参加できなくても出店応募は可能。問い合わせは同社TEL 24-0033、FAX 24-0022、メールinfo@hakodate-tmo.com

提供 - 函館新聞社

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