SL大沼号が函館入り

update 2003/4/18 11:13

 JR北海道が26日から函館―森間で運行する蒸気機関車「SL函館大沼号」が17日、函館入りした。3年目の今年は、初めて夏休み期間中の8月17日まで運行。昨年に引き続き、機関車両を2両連結させる重連運転も行われる。

 今年の運転日数は50日間で、昨年の39日間より11日間増えた。5月5日までの毎日と、5月10、11日、6月21日から7月13日までは土・日曜日の週2回、7月19日から8月17日までの毎日。それぞれ1日1往復。運転経路は昨年同様、往路は午前9時48分函館駅発で、駒ケ岳を経由し、同11時15分森駅到着。復路は午後零時47分に森駅を出発、砂原を経由し、同3時23分函館駅到着。途中、流山温泉や大沼公園などに停車しながら駒ケ岳のふもとを周遊する。

 この日、「SL函館大沼号」のC11型171号機がディーゼル機関車にけん引され、午前6時ごろ函館駅に到着。函館運転所に運ばれ、機関と車輪をつなぐ主軸棒の取り付け作業など運行に向けた整備が進められた。21―24日には試運転が行われ、本番に備える。

 全席指定。料金は乗車券のほかSL指定席券800円(片道)。問い合わせは、JR北海道函館支社営業企画グループTEL23・3376。

提供 - 函館新聞社



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