新型肺炎対策で市立保健所が連絡会議

update 2003/4/18 11:12

 新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)問題に関連し、市立函館保健所は18日、市総合保健センターで、医療機関や宿泊・旅行業界団体、交通事業者、町会連合会など関係20団体と連絡会議を開く。他業種間で市内のSARS対策を話し合うのは初めて。同保健所が固めた包括的な体制を示し、協議する。

 同保健所が検討した体制は、〈1〉疑い例が出た場合は、各医療機関で診察せず、第二種感染症医療機関の市立函館病院が一括して実施する〈2〉患者の搬送や市民からの相談は同保健所が行う―など総合的なもの。説明後、各団体・機関からさまざまな意見を聞く。会合は、同肺炎をめぐる変化の状況を見極めながら、継続して開く考えだ。

 参加団体・機関は次の通り。(順不同)
 ▽函館市医師会、函館薬剤師会、函館湯の川温泉旅館協同組合、函館ホテル旅館協同組合、市立函館病院、函館五稜郭病院、函館中央病院、国立函館病院、函館赤十字病院、函館市医師会病院、函館国際観光コンベンション協会、函館商工会議所、函館空港ビルデング、渡島保健所、函館市消防本部、小樽検疫所函館出張所、函館空港事務所、JR北海道函館支社、函館税関、函館市町会連合会

提供 - 函館新聞社



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