摩周丸の汽笛毎日聞けます

update 2003/4/16 11:05

 19日にリニューアルオープンする函館市青函連絡船記念館「摩周丸」が、オープン当日から毎日正午と午後5時の2回、汽笛を鳴らすことが決まった。15日には機器のテストが行われ、重厚な汽笛が函館港内に鳴り響いた。

 摩周丸の汽笛は、市内のNPO(民間非営利団体)の「語りつぐ青函連絡船の会」が装置を修繕し、昨年8月のイベント「摩周丸の夏フェスタ2002」で14年ぶりに復活させた。

 「ド」と「ミ」の音を一度に鳴らしてハーモニーを奏でることから「ハーモニックホーン」と呼ばれ、就航当時の懐かしさを感じさせる汽笛の音が市民や観光客の好評を得た。

 このため市は、同船を購入した際、汽笛を毎日鳴らすことができるよう函館海上保安部に相談。実際に運行する船舶が汽笛を鳴らすような悪天候の日を除き、毎日2回、ともに3秒ずつ鳴らすことが認められた。

 15日は午後2時半から機器のテストが行われ、同記念館の菊池芳彦館長がボタンを2度押し、音を確認した。同館長は「西部地区には、いい音が届いているのでは」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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