統一地方選後半戦へ

update 2003/4/15 10:47

 統一地方選は道知事選、道議選が終わり、後半戦の函館市長・市議選(20日告示、27日投開票)、道南7町の町長選・17町村の町村議選(22日告示、27日投開票)に突入する。同市長選には現職、新人の2人が出馬表明しているが、現職優勢の中で比較的静かな前哨戦。逆に、同市議選は定数34に42人が立候補を予定する激戦模様だ。町長選も5町で選挙戦が予想されるなど、予断を許さない情勢となっている。

 函館市長選には、2選を目指す現職の井上博司氏(66)と元函館市議の斎藤進氏(62)が立候補を予定。

 井上氏は昨年12月に出馬表明し、1月には後援会の選挙事務所を設置、すでに臨戦態勢に入っている。一方の斎藤氏は出馬表明が3月と出遅れた。加えて民主、共産両党が候補擁立を見送るなど、新人5人が立候補した前回選挙に比べて静かな展開。現職・井上氏の優位は動かない。

 また、函館市議選に立候補を予定しているのは、現職33人、元職2人、新人7人の合わせて42人。現行36の定数が今回から34に削減されることもあり、激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。

 町長選のうち渡島管内では、上磯町で8選を目指す現職の海老澤順三氏(71)と、2度目の挑戦となる元町議の山本正宏氏(58)が立候補を表明。森町でも9選に挑む湊美喜夫氏(74)に、町議の松田兼宗氏(46)が挑む。

 現職が勇退を表明した八雲町では、商工会長の山内尊洲氏(62)と前町建設課長の佐々木徹氏(58)が名乗りを挙げている。大野町は現職の吉田幸二氏(56)が再選を目指すほかは目立った動きは出ていない。

 桧山管内では、厚沢部町で現職の沢田孝一氏(69)と前助役の渋田正己氏(59)が出馬表明。現職が引退する今金町では前総務課長の外崎秀人氏(53)に加え、今月に入って道南地区農民連盟委員長の末藤春義氏(53)が立起の意思を明かした。乙部町は現職の寺島光一郎氏(58)のみが出馬の方向。

提供 - 函館新聞社



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