スプレッドイーグルFCが公式戦デビュー

update 2003/4/15 10:43

 道南では2番目となるサッカーのジュニアユースチーム「スプレッドイーグルFC」が、29日から行われる春季8人制サッカー大会で、公式戦デビューする。

 阿部修士監督らを中心に昨年12月にチームを創設。女子2人を含む8人が在籍し、週3回の練習に励んでいる。

 1チーム11人の正規のサッカーを行うには、メンバーは3人足りない。だが、阿部監督は「理想として、1人でも多くトップレベルで通用する選手を育てたい。発足して5カ月だが、着実に前進している」と手応えをつかんでいる。

 チームが始動してからこれまで、技術力と判断力の養成に力を入れてきた。練習時間は1時間半から2時間程度にとどめ、短時間で密度の濃い練習に徹する。毎回の練習ごとにテーマを決め、必ず10―20分のミニゲームを繰り返してきた。

 「(ミニゲームでは)パスもつながり、ようやく試合らしくなってきた」と阿部監督。同監督は着実に力をつける選手たちに目を細め、大会に向け「勝ち負けよりも、試合経験をさせたい。この5カ月間で学んだことを発揮してくれれば」と話す。

 選手の1人、小林圭介(桐花中1年)は「試合ではしっかり声を出し、他の選手とのコミュニケーション大事にしていきたい」と大会を楽しみにしている。

 スプレッドイーグルFCでは現在、選手(中学生)を募集中。問い合わせ、申し込みは阿部監督TEL 090-3110-5017(午後4時から同10時まで)、ファクスは47-7761。

提供 - 函館新聞社



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