「九十九ラーメン金森倉庫店」19日プレオープン

update 2003/4/11 20:40

 函館市末広町の赤レンガ倉庫群の商業施設「BAYはこだて」敷地内に、タレントの田中義剛さん(45)がプロデュースする「九十九(つくも)ラーメン函館金森倉庫店」が19日、プレオープンする。田中さんが十勝管内中札内村で営む「花畑牧場」製造のチーズやハム、ソーセージなどを販売する「花畑SHOP」も併設。田中さんは「函館の新名所となり、函館観光の盛り上がりに貢献できれば」と意気込んでいる。

 九十九ラーメンは、東京・恵比寿に本店を置き、行列のできる店としてテレビ番組でも紹介される有名店。人気メニューの「花畑牧場」製チーズを使った「元祖まる究みそチーズラーメン」を田中さんがプロデュースした縁で、道内に進出することになり、昨年10月に札幌の狸小路に道内1号店をオープンさせた。

 この2号店となる函館への進出は、「BAYはこだて」を取得した金森商船の渡邉兼一社長と田中さんが、共通の知人を通して知り合ったのがきっかけ。田中さんは青森県八戸市の出身で「函館から自分の故郷が近く、親近感がある。いずれ何がやってみたいという思いがあった。ラーメン発祥の地、そして観光客が大勢集まるエリアで勝負してみたい」と話す。

 函館の店舗は、ラーメン店が約100平方メートルで42席。みそ、しょうゆ、とんこつ(700円)、「元祖まる究みそチーズラーメン」(900円・1日200食限定)のほか、イカ飯やイクラ丼なども提供する。

 花畑牧場のショップは約33平方メートルで、チーズ製品や帯広の菓子店「柳月」と共同開発した「チーズどら焼き」など30点を扱う。また、同牧場特製ソフトクリームも販売する。

 田中さんは函館観光について「見たい、食べたい、遊びたいなど満足する要素が多い。ただ、今後、もっと盛り上げていくための仕掛けも必要」と意欲的。また、塩ラーメンによる町おこしの取り組みにも関心を示し「声をかけていただければ、協力したい」と話している。

 現在、テレビで5本のレギュラー番組を持つ田中さん。「番組でどんどん函館を宣伝したい」と函館の“観光大使”としての活躍も約束している。

 開店に当たり、アルバイトを含め地元から30人ほどのスタッフを募集している。問い合わせは、九十九ラーメン札幌狸小路店TEL011・209-0099。

提供 - 函館新聞社



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