サクラ開花、函館・江差は30日
update 2003/4/10 18:44
札幌管区気象台は9日、サクラの開花予想を発表した。北海道地方では全体的に平年並みか平年よりやや早い開花となりそうで、道南では函館と江差で平年より3日早い今月30日に開花が予想されている。
開花予想は、全道15地域で実施しており、函館は五稜郭公園、江差は東山のソメイヨシノを標本木としている。過去の開花日と気温のデータから予想式をつくり、昨年秋以降の気温の経過と予報を当てはめて算出する。開花とは、花が5―6輪咲いた状態のことをさす。
道内では3月から4月にかけて、平年並みか平年よりやや高い気温で推移しており、4月下旬から5月も平年並みと予報されている。道南の3月の平均気温は、開花が記録的に早かった昨年に比べ、函館で2度、江差で2・2度低いものの、平年より高くなっている。
同気象台よりひと足早く、3月27日に独自のサクラ開花予想を行った松前町ではオオヤマザクラが26日、ソメイヨシノが30日と発表しており、「気温の動向によっては1―2日早くなるかもしれない」としている。
このほか、道内各地の開花予想は、札幌が5月3日、旭川が同7日、浦河が同11日、釧路が同18日など。最も遅い根室は同21日。
提供 - 函館新聞社
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