特例一時金受付ピーク
update 2002/12/26 11:14
年の瀬が迫り、函館公共職業安定所では、季節労働者に支給される特例一時金の申請手続きを行う受給希望者で混雑している。25日から年内の受け付け終了日となる27日がピークとみられ、同職安では臨時窓口を設けるなど対応に追われている。
特例一時金は、失業手当の一種で、冬期間に仕事に就けない季節労働者に、基本日給の原則50日分を支給する。函館職安では、本所と江差、八雲の両出張所で受給申請を受け付けている。
函館職安によると、昨年度1年間の受給者数は1万9732人。業種別では、建設業が66.1%、製造業が14.0%、サービス業が7.5%と、例年同様、この3業種で大半を占めている。ただ、近年は季節労働者の高齢化などで「受給者は減少傾向」(同職安)という。
受給申請の半数以上は例年、積雪などで仕事が終了する12月から1月にかけて集中。同職安では、一般求職者との混雑を避けるため、16日から函館地方合同庁舎7階会議室に臨時窓口を設置。20日からは職員も増員し、対応している。
25日は1100人余りが訪れ、離職票や職業相談票の提出など資格決定の手続きを済ませていた。
同職安では、年明けも1月10日まで混雑が続くとみて、臨時窓口を設ける。
提供 - 函館新聞社
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