オール函館ロケ映画「星に願いを。」12日封切り

update 2003/4/9 18:00

 オール函館ロケ映画「星に願いを。」が12日から、函館東宝会館など全国の東宝洋画系で公開される。遺愛女子中・高校や市公民館などを舞台に、主演の人気俳優、竹内結子さんと吉沢悠さんが熱演。函館の魅力たっぷりのファンタジーラブストーリーに仕上がっている。

 事故で別人に生まれ変わった、ハンディキャップを持つ青年と女性看護師との「恋の奇跡」を描いた物語。1999年の香港映画「星願(せいがん)」のリメーク版。「星に願いを。」フィルムパートナーズが製作、冨樫森監督がメガホンを執った。上映時間は106分。

 ロケは函館市などの協力を得て、昨年4月から約1カ月間、市内などで行った。大森浜、旧ロシア領事館などを舞台に、エキストラには市民150人が出演。主演の吉沢さんにハーモニカの演技指導も行った、ロケのコーディネーターの太田誠一さんは「映画を支えてくれた皆さんのおかげでできた作品。函館のマチの持つテイストが映像にマッチした、泣かせる映画に仕上がりました」と話している。

 上映時間は12日が午前10時、午後零時10分、同2時20分、同4時半、同6時40分、同8時50分の6回。13―19日までは1日5回。前売り券は1300円で市内プレイガイドなどで発売中。また作品にちなみ、看護師は証明できる物を持参すると1000円で観賞できる。問い合わせは同映画館TEL22-2471。

提供 - 函館新聞社



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