函館八幡宮ですす払い

update 2002/12/26 11:12

 函館八幡宮(中島敏幸宮司)で25日、社殿大すす払いが行われた。神職が忌(いみ)竹で拝殿に積もった1年間のほこりなどをはたき清め、新年への準備を整えた。

 長さ5メートルのモウソウダケの先に、境内で採れたクマザサを付けた忌竹を使い、拝殿の上部や梁(はり)、壁などを清める年末の恒例行事。現在の社殿が建てられた1918年から、毎年12月25日に行っている。

 今年は、すす払い役の神職3人が作業。このうち2人が忌竹を力強い手さばきで使いこなし、高さ6メートルの上部や電灯などに積もったほこりを「バサバサ」とはたき落とした。

 神職の1人、北守昭文(あきのり)さん(70)は「すす払いを終えると、この1年が無病息災であったことを喜び、ほっとする。新年への心の準備も整います」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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