函館中部が「スーパー英語高」の道南初指定校に

update 2003/4/3 11:14

 英語教育を重点的に行う「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(スーパー英語高)」の新規研究指定校に、道南で初めて函館中部高校(宮下勤校長)が選ばれた。指定期間は今年度から3カ年。道教育大函館校と連携しての少人数授業や、パソコンを使った英作文教育などで“使える英語”の習得に力を入れる。

 同校では6年ほど前から、1年生のスピーチコンテストや2年生の英語劇、AET(英語指導助手)の導入などで、生徒の英会話能力を育てる授業に取り組んできた。

 指定を受け、目玉として取り組むのが20人程度の少人数クラス編成によるグループ学習。共同作業や発表でプレゼンテーションなどの能力向上を図る。道教育大函館校の大学院生や昨年度から1人増となったAETを講師に、チーム・ティーチング(TT)で、英作文の力を付けてもらう。

 初年度は指導内容の研究が主体。導入する学年や時間数は未定で、本格的な実施は2004年度を予定しているという。同校では「進学校の特色を踏襲したうえで、英語能力を強化したい」としている。

 スーパー英語校は文部科学省の事業で、昨年度スタート。英語以外の教科に英語を使ったり、地元や海外の大学と連携するなど進んだ英語教育を実践する。道内では新規の旭川藤女子、昨年度の札幌国際情報を合わせて計3校。

提供 - 函館新聞社



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