「函館市民は公共マナー悪い」66%
update 2003/3/31 11:12
函館市民は公共マナーが悪い――。こんな市民意識が、このほど市がまとめた市民アンケート調査結果から明らかになった。公共マナーについて「悪いと思う」「大変悪いと思う」が合わせて66・8%と高い数値を示し、その理由として多くが「ごみ(空き缶・タバコの吸い殻など)の投げ捨てが多い」「交通ルールを守らない」などと回答している。
調査は昨年11、12月に、市内に住む20歳以上の男女2000人を無作為抽出して実施。そのうち705人(35・3%)が回答した。
市民意識については7項目を質問。「市民の公共マナーは良いと思いますか」には「悪いと思う」が56・0%、「大変悪いと思う」が10・8%を占め、多数の市民が実感している形。「普通」は25・8%。「大変良い」「良い」とした市民は計5・3%にとどまった。
「悪い理由」(複数回答)で最も多かったのが「ごみ(空き缶・タバコの吸い殻など)の投げ捨て」で83・7%。以下「交通ルールを守らない」70・3%、「車の運転が乱暴」67・3%と続く。
また「市民性を一言で表すとしたら」(複数回答)の問いには、39・9%が「消極的」と回答。次いで「自己中心的」38・2%、「やさしい」35・9%、「楽観的」28・9%。性別ごとに見ると「消極的」は男女ともに1位だったが、2位は男性が「自己中心的」39・4%、女性では「やさしい」38・2%と分かれている。
提供 - 函館新聞社
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