そろばんコンクールで函館勢活躍
update 2003/3/28 11:18
昨年11、12月に各地で行われた「2002年全国そろばんコンクール」(日本珠算連盟主催)の全国集計結果がこのほど発表され、函館地区からは3人が上位10位以内に入ったのをはじめ、計6人が各部門で成績優秀な100位以内に入賞、全国表彰された。また、全道順位ではこのうち4人(前年2人)が1位に輝き、関係者は、函館地区のレベルアップを全国にアピールする活躍ぶりをたたえている。
同コンクールは小学校1年以下から、50歳以上の一般の部Uまでの12部門に分かれ、かけ算、割り算、見取り算、見取り暗算の4種目で実施。全国で2万1003人、函館地区からは153人が参加した。
函館地区からの参加者のうち、一般の部T(50歳未満)では八木泰樹さんが全国2位、全道1位に。満点を獲得したが、全国1を決める決勝問題で及ばなかった。室蘭工大をこの春卒業し、28日に函館の企業に就職する八木さんは「次は1位を目指したい」。また、5歳から「兄を目標に頑張ってきた」という東野里香さん(道教大附属函館小学校)は小5の部で全国3位。2位が2年続いた全道は今回、念願の1位となり「うれしい」と笑顔を見せる。
澤田あかねさん(七飯大中山中学校)は受験勉強を抱えながらも、中3の部で自己最高の全国7位、全道は7回目の1位となった。高校も第1志望に合格し「そろばんを頑張ってきたことが受験にも役立った」。小4の部で全道1、全国18位の勝浦詩帆さん(函館金堀小学校)は小2から挑戦し、今回が初の全国入賞。「次回は全国10位以内に入りたい」と意欲を見せている。
小5の部で全国25位の福田託也(函館桔梗小学校)さんは、全道では小2から3年間、首位を守ってきたが、今回惜しくも2位。「次は再び1位を狙う」。高校の部で全国24位、全道3位の高橋牧子さん(遺愛高1年)は前回より点数は良かったが、順位が下がったことに「悔しい。次回は全国でも1ケタの順位を目指したい」と決意を新たにしている。
日本珠算連盟函館支部の砂田武久副支部長は「函館のレベルが上がっている。それだけ一生懸命、練習してくれているのがうれしい」と6人の健闘を喜んでいる。
提供 - 函館新聞社
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