「こどものくに」29日オープン

update 2003/3/27 11:58

 函館公園内の遊園地「こどものくに」(函館市青柳町17)が、29日から今年の営業を開始する。大型遊具を31年ぶりに入れ替えるなど、受け入れ準備も万全。週末には子供たちの歓声が響きそうだ。

 同園は1956年にオープン。新幹線や観覧車などの遊具を備え、市内外の幼児や児童らの遊園地として定着している。昨年の年間利用者数は約16万人。管理は北海興業(加藤紘捷社長)。

 現在、大型遊具は11種があるが、72年から更新されていないため、新機種の導入を計画。職員がインターネットで情報を集めるなどして、全国の遊園地で人気のバイキング型の新機種、「アポロ2000」を選び、既存の回転型遊具「アストロジェット」と入れ替えた。

 「アポロ」は、高さ7・5メートルを支点に、乗り物部分(全長5・5メートル)が前後に振り子のように揺れる大型遊具。落下感とスピードが特徴で「スリルも満点」と熊谷有未(なおみ)係長。

 機材は24日に遊園地に運び込まれ、26日までにはほぼ設置が終了。今後は電気系統の点検やテスト運転などを繰り返し、開園に備える。

 熊谷係長は「市民も、そして自分たちにとっても待望の新機種。親子連れや友達同士でどんどん来場してほしい」と呼び掛けている。

 29日は午前10時開園。雨天時は閉園。問い合わせはTEL22-5039。

提供 - 函館新聞社



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